『だれにでもわかる NFTの解説書』

れにでもわかる NFTの解説書 読書メモ - ビジネス

1.書籍情報

足立明穂著、ライブ・バプリッシング、2021年12月発行、180ページ

2.購入した経緯

先日読んだメタバースからの派生で購入

3.読書メモ

特に前半の、NFTとは何かを解説している部分が分かりやすく、ページも十分に割かれており、役に立った。以下、数点メモ。

■NFTはデジタル作品に対する鑑定書のようなもの。NFTでは、オリジナルはどこに保存されているのかを記録しており、誰でもネット上で確認可能。このことがオリジナルの証明として機能。(28ページ)

■「NFTは、Non-Fungible Tokenの略称で、非代替性トークンと言われています。(中略)まず、「代替性」ですが、同じ価値のものとして交換可能であるという意味で、具体的には、あなたの持っている500円硬貨と私の持っている500円硬貨は同じ価値であり交換できるので、「代替性」があると言えます。(中略)しかし、あなたがオリンピック記念硬貨である500円玉を持っていたとすると、私の500円玉と交換できるでしょうか? なんか損するような気がして、交換しないですよね。これが「非代替性」」(38ページ)

■「トークンは、なかなか日本語では説明しにくい言葉で、使われる文脈によって意味が微妙に違ってきます。NFTや仮想通貨でのトークンは、法定通貨の代用硬貨というような意味で使われています。例えば、ニューヨークの地下鉄は均一料金なので、トークンと呼ばれる硬貨を購入し、それを使って地下鉄に乗ります。(中略)NFTのトークンは、仮想通貨の一種だと思っておいてください。」(39ページ)

■「NFTは、「非代替性トークン」ということなので、仮想通貨の記念硬貨と考えられます。」(39ページ)

■「転売されたときに、価格の10%がアーティストに自動的に振り込まれるようにすることも可能です。」(41ページ)

■「仮想空間の土地売買というと怪しげに思えますが、具体的には、仮想空間のプログラムが動作しているコンピュータのハードディスクと考えれば分かりやすいと思います。仮想空間を利用するには、そこにあるデータをすべて保存しておかないといけないので、メモリとかハードディスクにデータが書き込まれます。土地を買う=仮想空間を作り出すコンピュータのハードディスクの「使用権」を購入しているのと同じです。そこに、建物のデータや絵画のデータを書き込めば、仮想空間上では土地の上に展示会場ができてデジタル絵画が展示されるのです。いわばレンタルサーバーを借りて、そこにホームページをアップするのと同じことですね。」(77ページ)

■NFTマーケットプレイスでの購入手順(83ページ)
 ①購入に必要な仮想通貨を取引所から購入
 ②「MetaMask」(オンラインの仮想通貨用ウォレット)を設定
 ③取引所で購入した仮想通貨を「MetaMask」に移動
 ④NFTマーケットプレイスを「MetaMask」と連携
 ⑤NFTを購入
〜NFTはブロックチェーン上の技術なので仮想通貨で支払うしかない。また、NFTのマーケットプレイスには仮想通貨を預けておく口座がないので、都度支払う必要がある。

■インフルエンサーのようにアクセスを集めてくれる人が出すコンテンツをNFT化した場合、例えばインスタグラムのようなプラットフォームがそのNFTを買い取るような形でインセンティブを提供するようになるかもしれない。このようなプラットフォーム側と利用者側の新しい関係性を「インセンティブ革命」と呼ぶことがある(123ページ)

■NFTに関する情報源(138ページ)
 ・DappRadar(分散型アプリのデータ収集サイト)
 ・CoinMarketCap(仮想通貨の市場データサイト。仮想通貨のトレードをやっている人必見)
 ・CryptSlam(マーケットプレイスだけでなく、ファントークンのデータも収集しているサイト)

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★★☆(5段階中4)

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