『超ミニマル・ライフ』

超ミニマル・ライフ 読書メモ - 健康・生活

1.書籍情報

四角大輔著、ダイヤモンド社、2023年10月発行、423ページ

2.購入した経緯

著者の前作『超ミニマル主義』の続編。

3.読書メモ

『超ミニマル主義』は、ギア(装備)の軽量化など、登山家のミニマル術のような感じもあったが、本作ではそれは無くなり、より一般化された。

著者は道を究めすぎて、常人には理解できない域に到達しつつあるが、著者のそんな求道者っぷりを楽しめるかも本書を読む上でのポイント。

本は相変わらず厚くて重い。

■「「シンプル」が、簡素化して特徴を無くした状態なのに対し、「ミニマル」は、極限まで削ぎ落とすことで、ある特徴を際立たせることを指す。 シンプルを極めることだけが、ミニマル・ライフではない。ミニマル・ライフとは「労力・時間・お金=コスト」を最小限に抑えて「あなたのリソース」を最大化し、その全てを一番大切なことに集中投資する”一点豪華主義”な生き方のこと。」(25ページ)

■結局のところ、集中力・思考力・精神力は、体力に比例するし、心の強さは身体的な強さに比例する。(52ページ)

■「勤続年数が延び続ける現代のビジネスシーンでは、より長期にわたる成果が求められるため、オーガニックデバイス(注:脳と体を合わせた肉体)をいいコンディションで維持できる人と、そうでない人の間に大きな所得格差が生じつつある。」(57ページ)

■「著者はいつも、家事や育児も「動的瞑想スロートレーニング」にカウントしている。例えば、風呂掃除や床拭きや掃除機かけ、子どもと遊んだり布オムツを手洗いする時間は「低強度~中強度」となる。呼吸を意識すれば瞑想効果は驚くほど高い。だから、家庭でこそ積極的に動きまくろう。そうすれば多くの時間を「中強度」にできる。家事も育児も「面倒な作業や義務」ではなく「心と体を整える動的瞑想スロートレーニング」だと考え、毎日ポジティブに取り組もう。」(91ページ)

■「食事の際「よく噛んだ方がいい」と言われる理由は、唾液に含まれる「消化酵素」が噛めば噛むほど分泌され、食べ物と一緒に消化器官に送られるからだ。(中略)「腸にいい」と宣伝される食品をやみくもに食べるより、「ただよく噛むだけ」の方が、おなかの調子がよくなることを強調しておきたい。これこそが「最もお金がかからず超ミニマルな健康法」と言えるかもしれない。ちなみに、「30回以上」噛んだ方がいいとされるが、(以下略)」(182ページ)

■「人間の祖先が、弱肉強食の厳しい生存競争を勝ち抜いたのは、「個の能力」が高かったからではなく「助け合う能力」が高かったから。その結果、我々の脳は「助け合う」ことに、つまり「利他的に行動すること」と「感謝されること」に、最大級の快感を覚える構造になったという。そして、「助け合う能力」とは「他者の能力を、自分やコミュニティのために引き出す能力」と言い換えることができる。」(374ページ)

■「ライフワークに込められた定義、「一生かけて究め続けたいテーマ」「生涯を通じて成し遂げたいこと」は、もう理解してくれていることだろう。実は、ライフワークの真の意味は、具体的な「職種」や「職業」のことではなく、もっと抽象度の高い「生きがい」や「生きる目的」という言葉の方が近い。(中略)要するに仕事とは、その「生きる目的」に向かうための「乗り物」にすぎないということだ。」(407ページ)

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★★★(5段階中5)

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