『池上彰と考える 「死」とは何だろう』

池上彰と考える 「死」とは何だろう 読書メモ - 健康・生活

1.書籍情報

池上彰著、KADOKAWA、2021年3月発行、213ページ

2.購入した経緯

たまにはこういうテーマもよいだろうと思い、購入。

3.読書メモ

普段よく読んでいるビジネス書とは違い、スピリチュアルな話も含まれており、面白かった。以下、ためになった、あるいは面白かったポイントをメモ。

■「清めの塩」は仏教ではなく神道のコンセプト。また、神道では死を穢れとして扱うが、仏教では死を穢れとは考えていない(第3章⑤)

■「譫妄(せんもう)」(幻覚を見る、おかしな発言をするなどの精神症状)と「お迎え現象」の違い(第4章)

■「伝統ある宗教では、死を超えても続く道が説かれています。それは、死ねばどこかいいところへ行くとか、何か悪いことをしたら悪いところに行くっていう、そんなシンプルじゃなく、本当にいまをどう生きるかが立ち上がるような仕組みになっているんです。伝統宗教が伝えてきた、死を超えるストーリーに身を委ねる道は、人類の到達点のひとつでしょう。」(167ページ。僧侶 釈徹宗さんの言葉)

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★☆☆(5段階中3)

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