『シンプリスト生活』

シンプリスト生活 読書メモ - 健康・生活

1.書籍情報

Tommy著、クロスメディア・パブリッシング、2022年3月発行、248ページ

2.購入した経緯

好きな類の本。

3.読書メモ

この類の本は、どれも似ているようでどれも異なると感じる。それぞれに著者のこだわりが出ていて、新しい気づきがある。(「→」部分は私のコメント)

■シンプルとコンプレックス、ミニマルとマキシマルを2軸として4つの象限で整理。(8ページ)
→この整理は秀逸。ミニマリストとシンプリストは軸(着眼点)が異なるということがよく分かる。

■「人生を楽しむには、「荷物」は少ない方がよいです。それは「物理的なモノの荷物」はもちろん、「こうあらねばならぬ」という世間の常識や固定観念、あるいは、「こうなったらどうしよう」といった、考えてもしょうがない不安、さらには、他人から見下されることを極端に嫌う、他人へのプライドといった、「心の荷物」についても言えるのではないでしょうか。」(24ページ)

■「「片づけとは、自分の心と片をつけること」と聞いたことがありますが、それは、所有するモノ一つひとつと向き合い、冷めた関係であればしっかりとお別れを告げることです。ダラダラと関係を続けるのは相手にも失礼です。」(72ページ)

■「ビジネス本や自己啓発本は、内容を忘れているという理由で、捨てられないことが多いのではないでしょうか。本に書いてあったことを覚えられない理由は「読みっぱなしになっている」から。 東京大学教授で脳研究者の池谷裕二教授によれば、情報をいくら頭にインプットしても、その内容についてアウトプットしなければ、脳はその情報を記憶に留めておくことができないそうです。 私は、本を読んだら、読書アプリを使い、刺さった言葉や感想をメモとして残すようにしています。自分用のメモなので、キーワードだけの書きなぐりだったりするのですが、このちょっとしたアウトプットだけでも、自分の思考が整理され、これを見れば内容がなんとなく思い出せるようになります。手放す踏ん切りもつきやすいです。」(81ページ)
→これが、自分がこのブログを書いている理由。

■「「仕事が多すぎて終わらない」という場合、つい「残業して働く時間を増やす」という行動を取りがちです。でも、これって「モノが多いから、収納家具を買う」という行為に近いのでは?と思うのです。(中略)そのためには「やらないこと」も大切です。(160ページ)

■「私の場合は頭が冴えている午前中は、可能な限り打ち合わせを入れるのを避けて、その日一番のタスクに集中するのですが、この午前中の数時間が1日スパンでの小さな「頑張り時」でしょう。 そして、同時に思うのは、「頑張り時」以外の時間は、それほど頑張らなくてもよいのではないかということ。「頑張り時」ってそんなに多くない。 やるべき時にしっかり取り組み、それ以外はしっかり休む。それが、仕事のアウトプットも担保しながら、プライベートも楽しみ、自分のメンタルを守るための働くスタンスなのではないか。」(176ページ)

■「大学時代に受けた建築デザインの授業で「古美る(ふるびる)」という言葉を知りました。 木材や石、金属などの本物素材には、その物自体の美しさがあり、使い込むほどに味わい深く経年変化します。一方、コストダウンを目的に、ビニールなどのいわゆる石油化合物などの何かを「真似て」つくられた建築資材がありますが、これらは「古美る」ことはできません。」(195ページ)

■「空間の余白は、想像力を刺激してくれます。例えば、用途が決まっていないあいまいなスペースをあえてつくってみる。すると、そのスペースを見る度に、新しい使い方を考えたり、そこにどんな家具を置いてどうしつらえようか、と創造のスイッチが入ります。(中略)余白はそれ自体意味を持たない空間ですが、それだけにさまざまな可能性に満ちた空間とも言えます。」(232ページ)

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★★☆(5段階中4)

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