『迷わない新NISA投資術』

迷わない新NISA投資術 読書メモ - ビジネス

1.書籍情報

菱田雅生、大口克人著、日経BP、2023年5月発行、216ページ

2.購入した経緯

2024年1月の新NISA開始に向けて購入。

3.読書メモ

奇を衒ったところのないスタンダードな内容。

ただ、所々で出てくるシミュレーションが年5%で運用できる前提となっているのは誤解を招くのでは?

■生涯投資枠は、売れば翌年回復する。(58ページ)

■信託期間20年未満の投信を除外というのは、いわゆるテーマ型投信を外すのが狙い。これまで投信業界では、何かブームになるとそれに合わせた投信を作って大量に売り、ブームが去ると基準価額が下がって資金も流出ということが繰り返されてきた。女性活躍、SRI、AI、5G、自動運転など。世の中で何かがブームになり、新聞等でとりあげられる時には関連銘柄は既に高値になっていることが多く、そのタイミングで設定された投信は結果的に高値づかみになっていることが多い。手数料も高く、金融機関の勧誘が問題になるのもこのタイプ。(60ページ)

■除外対象となった毎月分配型は、以前高齢者に多く買われたが、運用益ではなく、元本を取り崩して分配金にあてる、いわゆる「タコ足配当」が多かったことが後に判明。分配金を出すほどに基準価額が下落。金融庁も問題視。(62ページ)

■「日本に限らず世界中の企業は、今この一瞬も真剣に競争を続けています。(中略)我々はそういう「本質的に成長性のある」上場企業というものに、株を買うことを通じてお金を投じているわけですから、長期的な投資で投資家のお金が増えるのも当然だと思います。また人口増加というのも経済成長の要因の1つです。世界の人口は今の80億人が2030年には約85億人、50年には97億人に増える見通しです。(中略)世界経済は今より規模が大きくなり、ヒット商品を作った企業の株価は上がります。つまり世界経済のゆっくりとした成長に乗れるよう、自分の資産を広く分散して投資しておけば、自然とお金は増えるものなのです。」(114ページ)

■投信には、毎月一定の日に自分の決めた額を自動で売却して現金を受け取れる「定期売却サービス」も出てきている。相場状況がどうあれ自動的に換金されるのも、心理的によいかもしれない。(184ページ)

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★☆☆(5段階中3)

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