『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 読書メモ - ビジネス

1.書籍情報

大平信孝著、かんき出版、2021年10月発行、199ページ

2.購入した経緯

自分の好きなジャンルである仕事術系。

3.読書メモ

さすがにこの手の本は読みすぎて新鮮味がなくなってきたので、しばらく封印したい。

初心者向けで読みやすいが、科学的根拠の説明は限定的。

黒と黄色の2色刷りで、黄色がきれい。

■「(注:10秒アクションについて)人間の脳は生命維持のため、できるだけ変化を避け、現状を維持しようとする防衛本能が働いています。一方で脳には「可塑性」という性質があり、ほんの少しずつであれば変化を受け入れると言われています。つまり、10秒アクションであれば、脳は変化に対応できるのです。また、10秒アクションという小さな一歩でも、側坐核を刺激する効果があります。やる気が起きるのを待っていても永遠に行動することはできません。「まず動く」ことで、やる気は後からついてくるのです。」(30ページ)

■「(注:前日にちょっとだけ手をつけておくことについて)企画や戦略の立案なら、盛り込みたいことをメモ書きしておく、参考になる過去の資料を眺める、概要を書き込むための新規ファイルを作成して、デスクトップに保存しておくなどです。(中略)これには2つの理由があります。(中略)1つめは、行動に対するハードルが下がるからです。(中略)2つめは、物理的なアクセスタイムが短くなるからです。(中略)さらにおまけとして、一度手をつけた後に睡眠を挟むことで、アイデアが深まったり、新たなアイデアが出てくることもあります。」(34ページ)

■「自己肯定感が低いときというのは、「自分が当たり前にできることを低く見積もる」傾向があるということです。つまり、自身を失っていると、できていることに気づきづらくなるのです。どんなにダメダメに思えるときでも、本当はできていることがあります。あなたが自分自身にダメ出ししてしまうのは、理想の完璧な状態と現状を比べてしまっているからかもしれません。そういうときは、想定できる最悪の状態と現状を比べてみてください。必ず、できている部分が見つかるはずです。」(105ページ)

■「脳科学の実験でも、適度に制限時間を設定した方が、制限時間を設けなかった時よりも脳が活性化して集中できることが証明されています。「パーキンソンの法則」というものをご存じでしょうか。これは「仕事は、与えられた時間の長さいっぱいまで膨張する」という心理学の世界では有名な法則です。たとえば、15分でできる仕事でも、30分の時間があると結果的に30分の時間をかけてしまう傾向があります。」(133ページ)

■「心身のコンディションは、なぜ重要なのでしょうか? それは、「何をするか?」よりも、「どんな状態でいるか?」のほうが、パフォーマンスに大きな影響を及ぼすからです。私たちは「何をするか?」「どうやってやるか?」にばかり注力しがちです。しかし、何をするにしても、行動の原動力になるのは、「心身の健康」です。(中略)特に、ビジネスパーソンの多くは、体の状態に目を向けることなく、成果を出そうとして、よりコンディションを悪化させ、結果として時間の質を落としていることが多いのです。」(141ページ)

■「人が行動する目的は3つに大別できるということです。というのも、行動する目的は、その人の価値観に根差したもので、その価値観が3つに大別できるからです。その3つの価値観とは、「①人とのつながり」「②達成」「③技術の追求」です。(中略)「③技術の追求」は、専門性を深めたり、自分の意思や個性が尊重されることを大切にする価値観です。独創性・オリジナリティを追求したい、開発や研究、創意工夫をすることが好き、という人は、この価値観を最も大切にしています。」(163-164ページ)

■振り返り(※)をしない人は、一度うまくいかないと「失敗した」と判断して諦めてしまうが、振り返りをする人は、経験をリソースかして、次の行動に生かすことができる。振り返りの頻度は1週間単位がおすすめ。月単位だと忘れてしまう。(183、185ページ)

(※)反省:できなかったこと・よくなかったことにフォーカス
   振り返り:できたこと・よかったことにもスポットを当てる

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★☆☆(5段階中3)

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