1.書籍情報
中田敦彦著、PHP研究所、2019年3月発行、224ページ
2.購入した経緯
YouTube大学が人気なので、筆者はどのような考え方の人なのだろうと思い、購入
3.読書メモ
まず格言的なものが来て、その後に数ページ解説文が続く、というスタイル。スタンダードな内容であり、気を衒ったところはない。分かりやすく、さっと読める。何点か気に入ったところをメモ。
■「『損する職人』になっていないか」(62ページ〜)
「いいものを作ることにしか目がいかない、結果は後からついてくるだろう、と漠然と思うだけ。つまり、儲ける手立てを知らないし、知ろうともしない。」(63ページ)
■「『やりたい人』と『できる人』、君はどちらになる?(117ページ〜)
「世の中いかに『できるのにやらない人』が多く眠っているかに驚かされます。まさに、日の目を見ない才能です。『できる』人はなぜか、「やりたい」に結びつけないのです。」(119ページ)
■「人の才能は、顕微鏡で観察し、ピンセットで分解するように引き出す」(123ページ〜)
「才能や能力とは、本来とてもピンポイントなものです。」(125ページ)
■「毎日の消費行動に、ビジネスのヒントが潜んでいる」(170ページ〜)
「イベント直後の、お客さんの熱量が最大限に上がったタイミングで商品を提示する、これがコツです。映画を観る前は『別にいらないかな』と思っていたパンフレットを、観賞後に思わず買ってしまった経験は誰しも持っているはずです。」(172ページ)
4.購入前の自分に薦めたい度
★★★★☆(5段階中4)