『君に友だちはいらない』

君に友だちはいらない 読書メモ - ビジネス

1.書籍情報

瀧本哲史著、講談社、2013年11月発行、324ページ

2.購入した経緯

恒例の瀧本哲史シリーズ。

3.読書メモ

「武器としてのチーム」の作り方についての本。

ダメ出しされているチームの例(以下2つ)はまさに自分の勤め先に当てはまる…

「メンバーは年次や部署で自動的に決まり、スキルも固定的で新たな能力を身につける必要はなく、一度チームの一員に選ばれたら、基本的にクビになることも、能力が高くより適任と思われる別の人にその地位を脅かされることもない。仕事は「やったふり」、仕事を「したつもり」で何の問題もなく、明確な成果を要求されることもない。」(106-107ページ)

「強い規制下にある産業で、業務内容も多くの会社で似通っており、一種『テンプレート化』されていた。それは好景気の時代に形作られた慣習によって、定型的に業務を行っていても、それなりに高い成果をあげることができたからだ。だが不況の大きな波が押し寄せるなか、規制が撤廃されて、業界を支配していた『ゲーム』のルールは大きく変わった。ライバル企業との競争が激化し、これまでの『業務テンプレート』がいっさい役立たなくなり、ぬるま湯のような働き方は通用しなくなったのだ。」(217-218ページ)

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★★☆(5段階中4)

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