１．書籍情報
諏内えみ著、ダイヤモンド社、2020年2月発行、256ページ
２．購入した経緯
売れている本（最近第2巻も出た）ということで購入。
３．読書メモ
女性向けのマナーが中心だが、男性が知っておいても損はない。以下に幾つかメモ。
■「育ちのいい方の表情の特徴は自然なほほえみ。ところが、私のマナースクールの生徒さんにも、「笑う」か「真顔」しかできないと悩む方がいらっしゃいます。「笑う」と「真顔」の中間の「ほほえみ」ができない方が少なくないのです。」（24ページ）
■「「うちの旦那がね…」と言う方に、育ちの良さや品は存在しません。たいがいこのあとに、ご主人のグチが続くパターンが多いようですね。ただし、「主人」では、身内に対して敬意を表す言葉となってしまいます。大人の女性なら、フォーマルな場では「夫」が正解です。」（60ページ）
■押さえておきたい贈り物のNGは、「踏みつける」を連想させる靴や靴下。同様に「勤勉に」という意味のある文具。それでも本人の希望であれば、「本来は失礼なのですが」などとひと言添えて渡すと良い。一般常識やマナーをわきまえつつ、相手の心情や状況も判断し、適切な言葉を添えて渡せる人が育ちがいい人。（145ページ）
■お茶などを出す際の適量は、日本茶は7割程度、コーヒー・紅茶は8割程度。（160ページ）
４．購入前の自分に薦めたい度
★★★☆☆（5段階中3）
