『武器としての交渉思考』

武器としての交渉思考 読書メモ - ビジネス

1.書籍情報

瀧本哲史著、星海社新書、2012年6月発行、331ページ

2.購入した経緯

以前、すっかり著者のファンになり、著者の作品すべてをアマゾンでまとめ買い。著者の第二作である『武器としての決断思考』に続き、第三作である本書に着手。

3.読書メモ

「交渉」というと我々日本人はどうしても身構えてしまうが、「(社内)調整」と置き換えれば、日本人ビジネスパーソンの得意分野とも言える。

本書に書かれていることは、非常にオーソドックスなものであり、奇をてらったものは無い。交渉の考え方をしっかり説明してくれており、ためになる。

「相手の利害に焦点をあてる」(215ページ)が一番のキーフレーズで、各所に登場する。その観点から世の中を見渡すと、交渉しているつもりが、まったく交渉になっていない事例が多いことに気づく。

「調整」は、ビジネスの世界だけでなく、私生活でも必要になることなので、この本はあらゆる人に役立つと思う。

4.購入前の自分に薦めたい度

★★★★☆(5段階中4)

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