1.書籍情報
ジョージ・オーウェル著、ハヤカワepi文庫、2009年7月発行(著者による本小説の発表は1949年。2009年7月は、ハヤカワepi文庫による日本語文庫版の発行日)、511ページ
2.購入した経緯
世界的に有名な小説であり、いつからか持っていたが、積ん読になっていたもの。
3.読書メモ
前半は、異常な世界で、変わった女性と出会うという、村上春樹ワールド。(本小説が発表された1949年に村上さんは生まれているので、時系列的には、「村上さんが本小説に影響を受けた可能性あり」といった方が正しい。)
後半、イデオロギー的な話が前面に出てくるようになり、自分にはよく理解できず。(イデオロギー闘争が活発だった頃の人であれば、色々読み取れるのではないかと思う。)
それでも、「この先どうなってしまうのだろう」という緊張感が続き、普通にサスペンス物として面白い。
4.購入前の自分に薦めたい度
★★★☆☆(5段階中3)